持ってる?使ってる?袱紗(ふくさ)のマナー
袱紗(ふくさ)を利用していますか?
披露宴会場で受付をしていたら、祝儀袋をスーツのポケットからむき出しのまま出してびっくりした!と話すのは都内の証券会社の社長秘書を務めるMさん(29)。購入した時のセロハン袋に入れたまま出したりする人がいるそうですが、これはマナー違反となります。
さて、正しいマナーに沿った祝儀袋の出し方は
1.会場についてた、「本日はおめでとうございます」「御招きいただきありがとうございます」と等お祝いの言葉を述べて袱紗ごと取り出します。
2.袱紗を開き両手で祝儀袋を差し出します。
3.祝儀袋の文字が受付の人が読めるような(祝儀袋の頭が自分側)形で渡します。
こんなマナーがあるんです。お祝い事ですもの失礼のないようにしたいですね。
今回は袱紗の包み方をご説明します。
袱紗(ふくさ)の包み方
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祝儀袋をふく紗中央より少し左の方へ寄せて置きましょう。 |
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左の角をとり中央に折り込みます。 |
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上の角と下の角をとり、かぶせます。 |
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右を折り裏へ折り返す。左の上下に小さく三角形ができます。 |
袱紗の色は何がいい?
慶事の時にはえんじか赤色、紫を使います。弔事では「紺」もしくは「グレー」が一般的です。紫にも使います。紫は慶事・弔事の両方使えるので、1番最初に持つなら紫がお勧めです。袱紗がない場合は小さなふろしきやハンカチで代用してもかまいません。袱紗を使うのは、「お祝い金を汚さないように」と思いやる気持ちからです。社会人のマナーとして覚えておきましょう。